2020/09/11
こんにちは。
プリザーブドフラワーとポーセリンアーティストの長谷川素子です。
あなたは絵がお得意でしょうか?
最近ずっと描いていないやー、でしょうか?
もしかしたら見るのは好きだけど、描くのはどうも・・・かもしれませんね。
私も絵は怖くてずっと描けませんでした。
何が怖いって・・・自分の下手さを自分で気づくことです。
本当は大好きで大好きで仕方なかったからこそ、諦めるトドメを刺されたくなかったのです。
では上手いと下手ってどう違うのでしょう?
上手い絵ってどんな絵?
この問いこそ、私が作品を作り発表できるようになった原点です。
以前の私にとってその応えは「本物みたいな絵」か「技術的に高い絵」でした。
でもそれって、ただ唯一の正解に向かって鍛錬しているような閉塞感を感じません?
私は感じました。・・・感じていることに気づきました。
この道に入り込んだら、どんどん狭まってどんどんきゅ急勾配になっていく、そんな感じです。
と、自分で気づいたから「上手い絵」という考え方を止めました。
そう、「上手い」なんて考え方にすぎないのです。
だって私以外の人は「上手い絵」について違う答えをするでしょうし。
だからある人が見れば「上手い絵」も別の人から見たら「下手な絵」かもしれなくて・・・
そんな疑問が浮かんだ時、上手い下手で物事を捉えるってすごく器が小さいことだと感じたのです。
もっと視点はいっぱいあって選べるはずなのに、上下だけしかないって便利だけど豊かではないのです。
自分の人生だから、自分が生きやすいように考えたらいいのだけど、だからって自分が今持っている尺度だけで生きるっていうのは・・・生きづらい。
これに気づけたのは
美しさって何だろう?
上手ってどういうことだろう?
アートってなぜあるのだろう?
こんな問いをアートから与えられ、向き合ったからなんです。
多様性に気づく、
すると正解を求めて細い道を生きてきたことがちょっともったいなく感じる、
自分は広い広い道に細い線があるかのように、落ちたら死んでしまうかのように生きてきたと気づける
ちょっと強くなれませんか?
もちろんこれは私が向き合って私が見つけた私の答え。
あなたも向き合って、あなたの答えを見つけてみては?